久しぶりに自作PCを手軽なベアボーンPC、ASRockマザー搭載のDesk Mini 110/B/BBで組んでみた
今まで間に合わせで適当な原付レベルの遅いPCしか使ってなかったのだけど、巷でRyzenが熱いので、自作熱に火が付き、色々と物色していたのだけど、IntelのSkylakeとkabylake世代が安くなってたので、思い切って自作PC組んでみる事にしたのですが、そのメモブログです。
※ バイト終わって2時間程度で仕上げた即席のメモブログなので、いつも通り超適当ですw
さて、今回はグラフィックス性能は2の次なので、グラボ非搭載で、
- CPUの性能
- 小型省スペース
- 省エネ
の3点に絞ってパーツをそろえる事にしました。
第一候補は米Amazonでお得に買えるIntelのNUCだったのだけど、たまたま見つけたお買い得なドスパラ?のASRockのマザーボード搭載ベアボーンPC、Desk Mini 110/B/BBをベースに組んでみる事にしたのです。
今回自作PCで利用したベアボーンは、ASRock製マザーボード搭載、Desk Mini 110/B/BBというやつ。
CPUはIntel Core i5 6500、3.2GHz Skylakeで、SSDはM.2、PCI Express規格のIntel 600pを使いました。
ちなみにDesk Mini 110/B/BBはMini-STX規格のマザーボード搭載したベアボーンキットです。
※ スペックはASRockのページに掲載の情報を参照願います。
結果、同程度のスペックならばIntelのNUCより安く組めたので、満足しています。
また、Intelの最終モデルはWindows 10以降しかインストール出来ないので、手持ちのOSを利用する事でOS代も節約出来ましたw
※ Linuxは別のPCか仮想環境で使います。
超適当に自作PC組み立ての過程をメモ書き。
詳細は動画に撮っているので、ここでは詳細は割愛! 超適当に組み立ての過程をメモ書きしています。まぁ日記ですからね~。
Desk Mini 110は155 x 155 x 80mmととてもコンパクト。でもAタイプのUSBポートが3つしかないので、上手く考えて周辺機器を接続する必要があります。
PCのメインはやっぱりCPU!第六世代、Skylakeの4コア4スレッド、Intel Core i5 6500を取り付けます! 低消費電力の6500Tにするか悩んだけど、安く手に入るこっちのにしました。
次に作る自作PCはRyzenで組もうと思いますw
リテールのCPUクーラーを使います。ぶっちゃけ新しいクーラー買わずとも、このリテールのCPUクーラーで十分でした。
グリスもリテールクーラーについているので、購入する必要はありません。もちろん熱伝導率のいいグリスに変えてもいいと思います。
CPUは▽の印が右下に来るように合わせて取り付けます。意外と簡単でした。
リテールのCPUクーラーです。Desk Mini 110はIntelのBOX、リテールクーラーのサイズに対応しています。
左が使用するIntel製のM.2タイプのDual Band Wireless-AC 7260NGW WiFi + Bluetooth 4.0、無線LANカード。
無線LANカードの上に性能はあまり良くないけど安定感のあるIntel 600p M.2タイプのSSDを取り付けます。
このM.2スロットはSATAではなくPCIe(PCI Express)規格ですので間違えないように!
※ M.2スロットは、見た目はM.2なSATA接続と、PCIe(PCI Express)接続のものがあります。
最後に、格安で手に入れたシリコンパワーのノートパソコン用DDR4-2133(PC4-17000) 、16GBをぶちさす!
で、弁当箱みたいに収めて、4つのねじ穴を締めて組み立て完了!
Desk Mini 110/B/BBで組んだ自作PCにWindowsをインストール
はい、インストール前にF2キー長押し(連打しなくていいょ)でBIOS画面を立ち上げ、ネット経由でBIOSをアップデートしました。ちなみにアップデートすると、第7世代、Kaby LakeのIntelのCPUが使えるようになります。
ところで、Windows7をUSB3.0とM.2 SSDを搭載したマザーボードにインストールするには注意が必要です。
そもそもUSB3.0とM.2がない時期に登場したOSなので、下記の通りに解決する必要があります。
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<< USB 3.0 >>
BIOS画面でUSBレガシーサポートを有効にする。
もし有効にしないと、マウスとキーボードがインストール時に反応してくれません。
<< M.2 SSD >>
インストール時に外部メモリに保存したドライバーを読み込むか、あらかじめ読み込ませたUSBインストーラーを作成し、インストールする必要があります。
ドライバーは各社のHPからダウンロードして準備するのが一般的ですね。
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でも、今回はUSBハブをかませてたのを直刺しにしたり、何回か試したけど、そもそもUSB自体を認識してくれず、直にWindows8.1 ProのインストールUSBをさして、OSをインストールしました。
※ このWindows8.1 Proは、Windows 7ユーザーがWindows 8優待購入プログラムで約¥2,000でアップグレード出来る特典期間中に買ったので、Windows7がインストールされてないとインストール出来ないと思っていたのです。
ちなみに安定した環境を構築出来るとしても、Windows 7のサポート期間は残り2年を切ってますから、もう使う気はありません。
MacもWindowsもLinuxも所詮は道具なので、アプリやソフトでやりたい事、作りたいものが実現出来ればそれでいいのです。
さて、これが完成した弁当箱サイズの自作PC!
CPUファンの音が全くと言っていいほど聞こえないのでびっくりしましたが、問題なくその機能を果たしてくれています。
組み立ての様子と、SSDの読み書き速度とか、ゲームメーカーのベンチマークソフト等は省いてますが、Cinebenchと動画の書き出しテストはしてるので、詳細は動画見てね♪
自作PCにかかった費用と動画
ジャンク使ってるわけじゃないので、あまり割安感ないかもしれないけど、普通のPCよりは十分安いですw
パーツ | 製品名 | 代金 |
液晶ディスプレイ | フィリップス(ディスプレイ) 226E7EDAB/11 | ¥11,799 |
ベアボーンキット | ASRock Intel H110搭載 ベアボーンPC Desk Mini 110/B/BB | ¥8,950 |
CPU | Intel Core i5 6500 4C4T 3.2GHz Skylake LGA1151 BOX | ¥17,486 |
メモリー | シリコンパワー DDR4-2133(PC4-17000) 16GB | ¥13,800 |
SSD | Intel 600p SSDPEKKW256G7X1 256GB NVMe M.2 SSD | ¥11,205 |
Wi-Fi&Bluetooth | Intel Dual Band Wireless-AC 7260 7260NGW WiFi + Bluetooth 4.0 M.2 無線LANカード(802.11ac) | ¥2,360 |
合計 | ¥65,600 | |
モニター抜き | ¥53,801 |
~【自作PC】ASRockマザボ搭載ベアボーンPC Desk Mini 110/B/BBにIntel Core i5 6500とM.2 SSD取り付けて、Windowsをインストール~の動画
追記@M.2 SSD用ヒートシンク取り付け&変換名人、USB2.0ポート増設
後日、変換名人のUSB2.0、PCIブラケットをDesk Mini 110/B/BBに増設し、M.2のSSDにヒートシンクを取り付けたので、メモ的に簡単に追記してますが、個人的なメモ書きなので、超簡潔ですw
Desk Mini 110/B/BBに取り付けるUSB2.0の増設ポートで定評のある変換名人をAmazonで購入してみました。購入当時の価格は税・送料込みで¥969でした。
Desk Mini 110/B/BBのUSB2.0給電コネクターはCPUファンのコネクターの隣の隣です。
USB2.0の増設ポートの取り付け位置。ここには保護カバーがあるので、押して曲げてを繰り返して取り外し、ネジで固定します。
固定したら、今度は基盤とケースの間にケーブルが挟まらないように、USB2.0のケーブルをケースの端っこに這わせて、そっとケースを閉じます。ここでなかなか上手く閉まらず、少し時間を取りましたw
何とか上手くケースと基盤に挟まらないようにUSB2.0のケースを収める事に成功し、完成です♪
後日、秋葉原に赴き、九十九でM.2のSSD用のヒートシンクを購入しました。
これは実はAmazonに売ってるのと同じものですが、ヒートシンクと熱伝導シートは別売りになっていて、合計¥1,396でした。
ヒートシンクだけ買ってもいいのですが、シールで張るタイプで取り回しがよくないので、
- 粘着力のない熱伝導シートを別途購入
- 熱伝導シートをM.2のSSDとヒートシンクの間に挟む
- 付属のバンドで固定
という手順で利用します。
以上! 参考になれば幸いです♪